埼玉県川口市からお越しのお客様
ボルボXC70ご入庫いただきました。
ありがとうございます。
花粉ジミ・雨ジミなどがすごくて出来るだけ早くすっきりしたいということでした。
新車から2年ほど経過したお車でした。
確かに、全体的に花粉ジミ・雨ジミなどがありました。結構な距離を乗られている割には、
日頃から、マメに洗われているようで、シミ自体はそう深いものでないので、ほぼ全て除去できそうです。
花粉ジミを除去する場合は、まず温めて磨かずに戻せるものは戻して、温めて戻らないものを磨いて落として
いきます。通常あまり熱をかけない磨きをするのですが、花粉ジミ除去メインの磨きの場合は熱をかけて
磨いていきます。花粉ジミを除去した後に、ボルボの塗装に合わせた下地処理をすることで眠っている艶を
引き出してあげます。また、艶を引き出すだけでなくコーティングの定着をより強固になるように仕上げて
いきました。その際に、使用するコンパウンドはもちろん水溶性のものを使用いたします。
コンパウンドには大きく分けて、油性・水溶性のものがあるのですが、油性のコンパウンドは、油分が
キズを隠してしまい磨き後に脱脂をすると油分がとれてしまい、磨きで消したはずのキズが現れてしまいます。
磨きが得意でないコーティング屋さんのためのコンパウンドといってしまって良いかと思います。
当店では、磨き工程は増えてしまい手間はかかるのですが、ごまかしが効かない分、しっかり仕上がった時の
くすみのない艶を知ってしまうと、水溶性のコンパウンドしか使えません。
磨きの後は脱脂をします。水溶性のコンパウンドを使用すると脱脂は水洗いだけで良いなんて言われてますが、
水溶性であって完全な水性コンパウンドではありませんから、当店では脱脂も確実にいたします。これをしっかり
しておかないと、コーティングの定着に影響が出てしまいます。油分がある上にコーティングしても定着はしません
から、コーティング皮膜が剥離してきてしまいます。そうです。持続期間がかなり低下してしまいます。
しっかりと脱脂をした後は、コーティングを施工いたします。
塗装面はもちろんのことヘッドライトやテールランプ、未塗装樹脂部分まで保護いたしました。
ボルボXC70の場合は、未塗装樹脂部分が多いので少し白くなっていた樹脂部分もコーティングをすることで
黒々と引き締まって、オーナー様にも新車の時よりキレイだととても喜んでいただく事ができました。
また、コーティング後の手触りの良さもお気に召していただけたようです。
この度は、ご用命いただきまして誠にありがとうございました。






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テーマ:ボディーコーティング - ジャンル:車・バイク
- 2016/05/23(月) 20:58:00|
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